また電車かよ！～鶴見線

最近100%な鉄ちゃんぶりを発揮している我がブログですが（笑）、
今回は鶴見線を乗り鉄してきました。

訪れたのは「海芝浦駅」。


ここはホームが海に面しているという、ちょっと珍しい駅です。
手すりの向こうは、もう海です（海といっても、正確には京浜運河ですが）。
海が荒れているときは、車両に波しぶきがかかる事もあるとか。

でも、ちょっと珍しいのはこれだけじゃないんです。


「海芝浦駅」は東芝京浜事務所の敷地内にあり、駅の改札口がそのまま工場の
ゲートになっているので、従業員以外は駅から出ることが出来ません。
つまり、一般の人は駅から出られないのです。
運賃の精算はホームの端に設置されている簡易Suica改札機で行います。


しかし、「海に面している駅」ということで一般客からも人気なことから、
東芝の好意で駅構内に小さな公園が設置されています。


公園からは鶴見つばさ橋、さらに遠くには横浜ベイブリッジも見えます。
夜景も綺麗だそうですが、終電が早いので要注意です。


海芝浦駅の次に訪れたのは「安善駅」。
ここからちょっと歩いてみます。


しばらく歩くと現れるのが「浜安善駅」。
かつての国鉄鶴見線石油貨物支線の貨物駅ですが、1986年に廃止になりました。
鶴見臨港鉄道時代には旅客営業も行っていたそうです。
残った駅舎は廃屋と化していました。
ちなみに、安善駅～当駅間の路線自体は今も現役です。

都会にあるちょっと不思議なローカル線。
今回は天気がイマイチだったので、今度また天気が良い日に訪れてみたいです。