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カメラ +GPS ~その1 [camera]


D3と同時に購入したアイテムがあります。Nikon GP-1です。

DSCF0792.jpg

Nikonのデジタル一眼レフに接続することができるGPSユニットで、
D3やD300のほか、D2シリーズやD200、D90などに対応しているそうです。
これを接続するとカメラがカーナビに早変わり!というわけではなく、
写真を撮影した場所の位置情報がExifに書き込まれます。
最近のNikonはコンパクトデジカメのCOOLPIX P6000にGPS機能を搭載するなど、
この分野に力を入れているようです。

ちなみに僕は大の地図好き。ヒマなときは地図を見ているだけで楽しめちゃいます。
そんなわけで、旅行先などで撮った写真を地図と照らし合わせながら見るのが大好きなんですが、
後から見直してみると具体的な撮影場所がよく分からない、なんてこともしばしば。
ランドマークがほとんどない登山なんかではなおさらです。

そこで、このGP-1。実際どこまで使えるのかは分からないけど、面白そうです。
ちょうど某カメラ量販店のポイントも貯まっていたので入手してみました。

早速D3に取り付けてみました。

DSCF0787.jpg

D3/D300は10ピンターミナルにコードを接続。本体はホットシューに取り付けます。
GPSユニットそのものは小さいものの、コードが結構気になります。
付属の「ストラップアダプター」でカメラのストラップに装着することも可能ですが、
その場合は「内臓アンテナの位置が変わって受信感度が落ちることがある」そうです。

コードを接続し、カメラ本体のスイッチのONにすればGPSユニットの電源もONになります。
GPSユニットへの電源供給はカメラ本体から。
背面のLEDが赤から緑に変わり、カメラの上面液晶にGPSマークが表示されれば準備完了。
至って簡単です。
最初は人工衛星を捕捉するのに時間がかかりますが、一度電波をキャッチしてしまえば
次からの起動は素早いです。

ちなみに、S5Proではエラー表示が出て使用できませんでした。これは残念。
ベースになったD200は利用可能なので、ファームウェアで対応できるような気がします。
早めの対応を期待します。

で、実際使ってみてどうなのか?
日枝神社へ初詣に行った際、テストも兼ねて使用してみました。

まずはアンテナ感度。
屋外ならほとんどの場所で利用可能でしたが、室内や地下ではNG。
他にもビルの谷間などでは電波状況が不安定になるケースが見受けられました。
どうも電波を遮るような物があるとよくないみたいです。
とはいえ、アンテナの感度はまずまずです。

ちょっと気になったのが[半押しタイマー]機能。
一定時間カメラの操作を行わないと自動的にGPSユニットの電源をOFFにし
電池を節約する機能ですが、撮影を再開したときに電波受信まで1~3秒ほどの
タイムラグがあります。この間に撮影をすると、位置情報が記録できません。
電波受信までは短い時間なんですが、けっこうイライラします。
そこで、[半押しタイマー]機能を無効に設定。
こうすることでGPSユニットは電波を受信し続けるので、イライラは解消されました。
しかし、電池の消耗は早め。半日の撮影でバッテリー表示の目盛りが1つ消えました。
さすがにこれはちょっときついですね。
[半押しタイマー]機能は必要に応じて切り替えを行ったほうがよさそうです。

こんな感じで、ハード面での改善の余地はまだまだありそうですが、
この価格と手軽さでGPS機能を提供したことには大きな意義があると思います。
正直、カメラとGPS機能の組み合わせはまだまだ未知数だと思います。
さらなる機能とサービスの充実に期待ですね。

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