プリントブーム

今さらですが、写真をプリントアウトするのが僕の中でブームです。

きっかけは先日行った山形。
親戚から「あのとき撮った写真をくれ」と頼まれました。
一応プリンタは持っているので（EPSON PX-G5000）、プリントすることに。
で、やってみるとこれが結構面白い！

何が面白いって・・・うまくいかないんです（笑）
モニタで調整して、「よし！この色だ！」と思っても、実際プリントしてみると
印象が全然違うんです。結果、失敗作を量産。
でも、最終的に納得がいく作品が出来たときの喜びはひとしおです。

それにしても、モニタとプリントでは色の印象が違ってくるのは興味深いですね。
モニタで見たとき「ちょと派手すぎるかな？」くらいがちょうどいい。
フィルムではベルビアのようなリバーサルが人気なのも頷けます。
ま、好みの問題もありますが。

ちなみに、僕がやっているプリント方法は以下の通り。
興味ある人だけどうぞ（笑）

１．RAWデータを編集
D300はNikon Capture NX2、S5ProはHyper-Utility3で編集します。

露出やコントラスト、ホワイトバランスなど基本的な部分は極力この段階で調整します。
色空間はAdobe RGBに変換。16bit TIFFで保存します。

２．Adobe Photoshopで最終調整
細かい部分をPhotoshopで微調整します。あくまで微調整。
用紙に合わせたサイズにリサイズ後、アンシャープマスクをかけます。

３．Photoshopからプリント
プリンタのドライバ側の色補正はOFFに設定。双方向印刷もOFFにします。
プリントプレビューでICCプロファイルを指定し、印刷します。


最終的に仕上がったものを確認し、気に入らなければ再調整です。
1枚につき、だいたい30分くらいかかりますね。
この試行錯誤が楽しい！

ちなみに、印刷用紙は2L判。
もっと大きく印刷したいけど、インクがもったいないので（笑）
個人で鑑賞するには十分だと思っています。
メーカーはEPSONのクリスピアを愛用しています。

最近はモノクロプリントにも挑戦したいと考えてします。
そうなると、PX-5600が欲しくなってくるわけで・・・（笑）
ああ、物欲は尽きないなぁ。